週刊文春を読みながら@Hospital
2011年 10月 31日
今日は待つのを覚悟で区の組合病院の整形外科まで行き、見てもらいました。どうせ長い間待って1分くらいの診察でシップ薬をもらってくるだけだろうと思っていましたが、その通り^^
レントゲンをして診察してシップをもらって二時間半以上かかりました。でも母が行けとうるさいので帰宅してかくかくしかじかと話しました。
母は昔の人間なので「病院に行けば必ず治る」と思っていました、父が病院で亡くなるまで。でも何かあるとすぐ病院に行ったり、家人にも行くように言います。いいことですが。
行かないでいて「痛い」とか「つらい」とか言うと「病院に行かないからだ」(?)と捨て台詞。
待ち時間用に家にあった”週刊文春”を持っていきましたが、隅から隅まで熟読いたしました。
文春はエッセイが多くて短い(一頁)ので飽きないですね。その中でいくつか印象に残ったのがあったのですが、この人のスケジュール表というので西村佳哲さんの文章:
働き方研究所の彼は震災後東北・九州をめぐり被災地支援に勤める自然学校のスタッフたちから仲間とカフェを運営する整骨医まで多様な人々と会ってきた。彼の著書「いま、地方で生きるということ」 (ミンマ社)には彼らから得たあたらしいワークスタイルのヒントが満載だ。
「たとえばある若者は80年生まれ、すごくニュートラルに自信があって自分を信じている。彼らの行動力の源はアウトドア経験にあるのではないか。厳しい自然の中では自分に都合の悪いことが起こっても、泣いても無駄。自分で判断して行動するしかない。条件がそろうのを待ったり、不平不満をいうメンタリティがないのです」
「彼らはいわゆる地域の既存の共同体に入っていくのではなく、そこから知恵を授かりながら自分たちで新しい共同体を作っていく覚悟がある。身近で具体的な人間関係・自然環境を大事にしつつも、どこかに移動して働いていけるような自立性にうたれました」
地方から働き方を見直す新しいワークスタイル。いままったく新しい若者が自立しつつ動いているのだ。それは意識しないとわからない。新卒の学生が会社訪問をしてもなかなか入社が決まらないという記事を別のページで見た。閉塞感いっぱいのサラリーマンが苦しんでいるともいう。
でも新しい日本の若者の発想はこのへんから少しづつ始まっているのかもしれない。
その他、宮藤官九郎、劇団ひとり、土屋賢二、おなじみ椎名誠など。すぐそばにあるようなお話でおもしろい。また川柳のらりくらりもいつも見ている。
今週のお題は”笛”
秋祭り笛吹く女の襟の汗