精神世界の本2
2006年 07月 21日
そのうち夫の会社が倒産してそれどころではなくなった。
病人もいて本当に大変なときは文字を理解しながら読むのは苦痛を伴うことだった。
ただ他にも大変な思いをされている方の記事やエッセイは目に入ってきて心にしみた。
私はその時の自分や周りの状況に関係あることには、誰かが勇気づけてくれるように自然に情報として入ってくるのかなと感じている。
それから10年、私はそろそろいらないものを捨てようと本の整理も始めた。
その時「もう一度ヒマを見てゆっくり読んでもいいな」と気づいた。
とりあえず、あのアンドリュー・ワイル、ベティ・シャインなどのページを開いている。
やっぱり心がワクワクする。また読みたい本があったら図書館で借りるだろう、良かったら買うかもしれない。
今思うと内容を良く覚えていないにしろ私の潜在意識の中では確実に引き出しに入っていた。
精神世界の本は読むだけではなく、私の心のよりどころ。
実際に私に今起こっていること、起こるべきことが書いてあるガイドブックだ。
その橋を渡っていつか自分にも分かるときがくる、いえ実感する時が来るような気がする。