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旅で会った人達

ハワイ島はのんびりしていてよかった。夕方フラフラと食事するところを探しつつお店めぐり。買わなくてもそれが楽しい。

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最初の夜はコナで噂のレストラン「ハゴーズ」に行ったが待ち時間が長いので、ホテル近場のカジュアルなイタリアンに行く。日本人は私らだけ。娘はパスタが食べたいというが量が多そうなので一人分だけたのむ。
彼女があまり食べないので一人で3人分くらいの量のサラダを食べたからか帰ってからお腹の調子をくずした。でも雰囲気はアメリカンであまりうるさくもなく、外は開け放しでネコが入ってきてお客の食べこぼしをもらったり、子ども連れでも走り回らず静かに食事していて良い雰囲気。
ウエイトレス、ウエイターはスタイル抜群の美男、美女だったり。後から聞くとモデルの子たちがバイトしているようだった。

帰ってホテルのラナイ(ベランダ)に出ると隣の客がタバコを吸っていた。(ちなみにハワイ諸島はガン撲滅のため全島喫煙禁止。もちろん自販機なし←他の自販機自体なし←ツアーで一緒だった元留学生によると、日本の自販機を見ると「お金が置いてある」と見るそうです)

で、ハローと話しかける。イギリス人で私くらいの女性の一人旅。ヨーロッパを巡りここで少し過ごしニューヨークに行き(息子がいる)クリスマスまでに戻るそうだ。
ふーん、で旦那は?と聞いたら「離婚したわ」「日本には行ったことない。せいぜい香港とかシンガポール。英語が通じるとこじゃないと」って。
私はどうやって生活しているのかききたかったけどそこまで聞くのは失礼と止めた。

翌日はゆったりとビーチを見ながら散歩して一路ホノルルへ。
空港についてHISのおばちゃん(私より年か?)と話す。
「私は今年から独りになったの」というと、「人生はこれから!楽しみなさい」という。
彼女は日本にいるとわずらわしくて結婚とかにしばられないこちらに来て、すっかりこっちで落ち着かれていると言う。「今までいろいろあったけどね」とそのいろいろを話してくれた。
娘が前回ホノルルに来たときも彼女が小さな身体であっちこっちと走っていたという。

中途半端な時間についたので少し休んでから、娘はアラモアナショッピングセンターへ。
私はロミロミマッサージを申し込む。迎えに来てくれたドライバーさん(日本人)と車中話す。
「私は本土(アメリカ)の仕事がうまくいかないで、こっちに来たけど、あんまり景気はよくない」
「不動産は一部の金持ちがどんどん別荘なんか作るんで(この中には日本のセレブもいる)土地やアパート代は高くなってるよ」とか世間話。

ヨットハーバー近くのエステショップでのマッサージ。お客は私だけ。
ゆっくりとリラックス。あまり寝てしまわない私だが、今回は疲れもあり半分くらいからウトウト。
つい「とても気持ちよいわ。お上手ですね」と声をかける。

それから発展していろいろな事を話した。彼女は台湾人。近くの○○ホテルの日本人からロミロミを習ったという。「私の夫はイギリス人の数学のプロフェッサーよ」なんていうので、何で仕事してるか聞くと「欲しい物がたくさんあるから」「今まで台湾にいる家族を連れてヨーロッパに何度も連れて行った」という。私にも「今は(だんながいなくて)さびしいけど、あと少したったら元気になるよ。Life is so short. You make some boy freinds! Enjoy your life」とはげましてくれる。
そこで私も「He was your customer?」なんと彼女はワイキキの海岸でサーフィンしているバツイチの彼(50代後半)に声かけして猛アタックしたそうだ。そのとき彼女はワイキキのホテルで仕事していた。彼が帰国してからメールや電話で連絡しあい、とうとう結婚したという!!!

すっかり意気投合して「あなたが最後の客だから一緒にアラモアナまで行こう。私の車はそこの駐車場にあるから」と手を組み歩いていった。
日焼けしたおばちゃん風の彼女だがとにかくたくましく自分の人生は自分で切り開いている。
彼女からもエネルギーをもらった。

コナのスピリチュアルツアーで一緒だったキャリアウーマンJちゃんも16歳でアリゾナに留学。
子どもの頃から絶対アメリカに行くぞと両親に頼んで小学生の頃から英語を学ばせてもらった。「でも最初の一年かは泣いた」という。アメリカの交換留学生を受けるホームステイ先はどちらかというと経済的に苦しい家が多いということは知っていたが、ほんとにそうなのね。
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アリゾナというところは田舎で当時日本人は自分だけでものめずらしく、「ホントに黄色の肌なのね」(私も大昔にそういわれた)とか、でもかえってよいこともあったとか。
一番おどろいたのがその家は剥製をつくるのが仕事で、そのへんにごろごろ動物の死体(首とか)が血まみれであったりしたことらしい。農耕文化と狩猟文化の違い。
私の以前のメル友(カナダ人)は鹿狩りの季節がやって来てワクワクするというので、どうすんの?その鹿?と聞いたら解体して食べるそうです。

で高校を卒業して大学は別の地へ。卒業してからそこに就職しいいかげんに戻れと実家から言われ現在東京に。ネイティブに英語がしゃべれるので外資系の会社にいるそうです。

書き始めるときりがないのでこのへんで。
最初ヒコーキの中で出たミニプリッツェルがおいしかったんで(実はプリッツェル好き)、ABCストアで1ドルの袋を買い食べていた。ワイキキでお徳用袋を見つけたので買おうとすると、娘が「そんなでかいのどうすんのよぅ!」というので「私が責任持って機内に持ち込みます」と日本へ。輸入物の安売り店カルディでもないよ~ん。それ以来写真のコナコーヒーと毎日少しづついただてます。上はむかしハワイの王様が沐浴しにきたというアカカの滝。絶景です。
Commented by maho at 2007-12-17 09:54 x
アカカの滝、すごい絶景!
緑繁るパワーに水のパワー、素敵すぎる~☆☆太古の情景のようでもありますね。テラノドンが飛んでいても違和感ないなあ(笑)

旅先でのコミュニケーションは楽しいですよね。英語がお得意なのも羨ましいです~。
Commented by sakua3619 at 2007-12-17 21:34
mahoさん
英語は得意ではありませんが好きです。それにネイティブの方より東南アジアとかのカタコト英語だとこっちもそれなりで通じるのが楽しいです。
mahoさんのテラノドンで思い出しました。この辺は映画「ジェラッシックパーク」の撮影現場だったそうです。切り立った山並みをみて「なんか見たことあんな~」と思ったら…得した気分でした。
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by sakua3619 | 2007-12-14 13:42 | 非日常、旅 | Trackback | Comments(2)

この世に何をしに来たのか考えつつふつうの生活してます


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