ちょっと脱力感です
2007年 12月 29日
もうとっくに店はないのだが、亡くなった夫が望んでいるかもしれないとお客様にはちゃんと葉書を出して通知しようと思っていた。そう思ってもう1年近く経過…
実際顧客名簿や商品のお直し票を出し、誰に出したらいいのかを決めるのが大変。
お得意様はある程度わかっていたが、住所がわからない方もいた…
やっとの思いで文章を書き印刷し先日投函した。
そしたら何だかガッカリしてしまい、無気力が襲ってきた。
やっとどうにか終わったという安堵感。去年の今頃はまだ病院で商品をどうするか夫と話していたことを思い出す。
一人一人のお客様と関わってきた彼の商売に対する考えを私も共有することになってしまったこの1年。商売向きではないといってあまりタッチしなかった後悔。
商売をしている方はもうけることはもちろんだが接客業に喜びを感じ、お客様に喜んでもらえることからエネルギーを貰っているんですね。
そしたら「驚きました!どこかでお元気にやっているかと思っていたのに」「よい商品をお安くしてもらって、ご主人といろいろお話していて楽しいひと時でした」とか「高いものは買わなくて、あまりいいお客じゃなかったけど自分や姪に何かあると買ってたんです」「旅立ったって…海外でご活躍かと良い方に考えたんですよ、そうなんですか?」とかお電話をいただく。
私もちょっと見るのに楽しみにしていた店がなくなるとどうしたんだろうと思ったりする。お知らせしてよかった。
お客様ありがとうございました。感謝です。