本のように食生活を変えられるか
2009年 05月 16日
行くべきところには行かなくてはならず、そんなとき誕生日に娘からもらった図書カードで、気兼ねなく本屋で気になった文庫を買って電車の中で読んでいる。私にとっては好きな本を目的地まで電車に揺られて読んでいるときが至福の時だ。眠くなったら寝てしまえばよい。
私はエッセイが好きなのだが、先日「お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人」「激しく家庭的なフランス人 愛し足りない日本人」吉村葉子ーという主婦から見た比較文化エッセイを読んだ。
フランスには行ったことも無くあまり興味もないのだが読んでいるうちになるほどと納得する。
個人主義的で家庭を大事にするので学校や幼稚園でお母さんの手づくり何とかはないそうだ。
なので行事などでお母さんのお手伝いはなく、多分要請すると「なぜ貴重な自分の時間を使わなければいけないのか」と言われるとか。
遠足などのお昼も簡単でパックにサラダのみという子も多いという。あちらは日本のように食事に手をかけないみたいなのでこれは文化の違いとおもう。
今はやりのキャラ弁(アンパンマンなどの形をご飯でつくり海苔で目や口をつくったり)なんで論外だと思う。
私もいやだなあ、お弁当に時間をかけるなんて…
デイズニーランドにいたってはヨーロッパで最大とうたわれつつも長蛇の列ということはないという。
一度行ったらそれでよく、大人がリピートするくらいなら家で夫や家族で過ごす方がよいらしい。
またキャラクター物も「かわいいかもしれないが必要ない」という。
日本のようにこれでもかこれでもかとキャラものが商品となっていると確かに欲しくなるが、時間がたったその行方は?捨ててしまうのかもしれないので確かに必要ないかも。
また健康や食生活に関するエッセイも好き。
山田豊文さんの「細胞から元気になる食事」」というのも面白い。
何を食べるか食べないか。現代人は食欲もないのに三度の食事をとり、過剰に栄養分をとりその結果病気になる…わかっているが。
彼はミネラルがどんなに必要かをとき、なるほどなるほどとすぐに影響されてしまう。
いろいろな食生活や健康に関する本を読んでみて出てくるのが「断食」だ。
ブログでもその経験談を書いている人が多い。
3日食べなくても便は出て(宿便はかなり汚れている)、口の中からも粘液が出る。
舌は苔がはえてしまう。汚れたものが形になりデトックスされている証拠と言う。
私もプチ断食なら可能かも最近思ってしまう。
夜食事したら以降何も食べず、朝食欲がなかったら朝も食べない。
日本人は朝食べないとエネルギーが出ないので必ず食べましょうと朝食を奨励しているがどうなのだろう。
昼は軽く食べて夜好きなものを頂く…
私は検査などで食事を抜きそのまま夜まで食べなくてもお腹はすくが別に辛くはない。
でも習慣で食べてしまうんですね。
また「生姜で体をあたためれば血液さらさら病気も治る」石原結みーというのも面白かった。
生姜の効能は昔から言われていて、漢方薬のほとんどに生姜がはいっているとか。
生姜は体温をあげ、発汗や大小便の排泄をうながし、血液を浄化し炎症疾患に効く。
うーん、こうなったら毎朝紅茶にすった生姜を入れて飲もうと感化されつつある。
またこの本は実際の生姜を使ったドリンクの作りかたもあり、飲んだ方が知らずに健康的に体重が落ちたというにあたっては「いいな~」と。
今までの生活習慣をすぐに変えるのは勇気がいる。
せっかく頂いたコーヒーを止める勇気がないので、紅茶の回数を増やしどちらも一日一回にしようとか、揚げ物はよほどのことがない限り食べないとかは年齢の関係でそうなってきた(^^;
私の場合、忙しい生活の方がリズムがあって好きだ。
その方が食べる時もリズムに乗ってあるものや野菜中心で食事をつくれるから。
とにかくだらしない間食の食べすぎには注意しましょう。←これがむずかしいんですが。