私にとってHomeとは?
2010年 11月 11日
とベニシアさんの「ネコのしっぽカエルの手」で言われていた事を先日書きました。
西へ行っても(よし)、東へ行っても(よし)、家に帰るのがいつも一番よい。
もちろん日本でも「家が一番いいね」とかいいます。
よく旅行などで楽しい思いをしても帰宅して「あー、家がいいね」と。
この”Home”ってどこでしょう?
いろいろな意味があると思います。自分が生まれたところ、故郷、実家。結婚して過ごしたところ、
今の場所…
私は今実家で過ごしていますが、ここがHomeでしょうか?故郷でもありますが、結婚して30年近く子どもとともに生きてきたF市の最後の数年しか過ごしていないアパートがhomeのような気がします。
結婚して少しして夫の実家に同居して、子どももそこで育ったわけですが自分の意志で同居したわけでなはなく運命と思い過ごしたのです。もちろん楽しい思い出はたくさんありますよ。
でも二人で相談して決めたわけではなく(夫が勝手に決めた)古い間取りで不便だったし、ノックもせずに(ふすまだったので)義父母が夜無造作に入ってきたりと心が休まりませんでした。
また、どこかふらっと出かけるという前に「…に行ってきます」と言わないと、あとで「どこに行っていたの?」と聞かれるし面倒だった。もちろん今思うと心配してくれたのです。
でも義理の両親が逝き、夫も逝き、こどもも独立し、初めて私の精神的なhomeはもうないなーと気づいたのです。そして引越しして下の娘との生活が始まりました。
私を縛るものは何もなく(金銭的な面以外)自由な生活でした。でも母親という役目は少しだけ担っていましたが。ここが私のhomeだったのかもしれません。
今は帰宅しても母に報告し、なんだかんだと聞かれ返事をしてから二階に上がり、自分の部屋に入ってやっとほっとするのです。昔私が娘だったころと変わらない母親との会話です。
もちろん家庭をもたず一人で生活されていたり、家族と折があわず一人で都会で過ごしていたり、反対にそのまま独身で両親と同居されている方もいるでしょう。
でもそこがここちよく帰宅してほっとするならそこがhomeでしょうね。たまに実家に帰ってほっとしても、自分のアパートやマンションに戻ると「やれやれ」と思うところ。
自分が一番自分らしくいられるところ、好きなものがあるところ、好きなものが食べられるところ(贅沢という意味でなく)人によってさまざまですね~。
home-lessとは家のない人たちを言いますが、そこにいてほっとするなら他人がとやかく言うことではないかもしれません…
(余談ですが昔の知り合い(男性)で結婚生活がいやになりお嫁さんを残し家出されました。彼はhomelessとして生活していたそうで、見つかってもどうかこのままにしてくれと頼んだそうです。責任放棄?かどうか私にはわかりませんが。その後戻られましたが、自分たちの家には戻らず離婚されました…)
うーん、今日のテーマは重いです。
HOMEと言えば、多分私は実家ではなく、今住んでるこの区のこのマンションだと思います。もうすでに実家で生活した年月より、一人暮らしを始めた年月の方が長くなってしまった今、この土地が私のHOMEです。
この先の人生はどうなるかわかりませんが、できればホッとする場所で終われればいいなぁとは思います。
でもホームレスになった男性ですが、結婚生活が嫌になったら、ホームレスではなく先に離婚すればよかったのにと思いますが、離婚するエネルギーよりホームレスの方が楽だったんでしょうかねぇ。
そうですね。なんさんもそこがホッとする場所なんですね。多分ベッドもあるし(私はベッドが一つあれば結構くつろげるかなと考えてます^^)。ホームレスになった方は多分やさしすぎて奥さんを苦しめたくなかったのだと思います(彼女は体が不自由でした)自然にいなくなったらあきらめて法的に離婚されるとおもっていたらしいです…
いろいろありますね~