TVを見てがっかりしたり感動したり
2011年 06月 06日
階下は二度くらい下がるのですが、ずっといても用事ができないので仕方なく暖かいお部屋におりまする。
などとたわごとを言っていても被災地ではまだ川へ洗濯に行っていると言うニュースがありました。もうすく3ヶ月になるというのに、なんということか。
私ごとですが、家の洗濯機が壊れたとき本当に不便でした。子どもが小さいお宅では、もう汗もかくし本当にご苦労している事と思います。
最近は面白いTVがなくて見ているのはドラマの「JIN」くらい。こうなったら最後まで見ますよ。
それよりもニュースを見てます。いったい何が真実なのかわからなくなってきているので、せめてニュースでも見ていないと。もちろん震災関係もそうですが、なぜここまで来てこうも対応が遅れているのか、政治不信と言われているのか?
現地ではこの度の不信任案の投票の際も「興味ないです。震災の後片付けでそれどころじゃないし」とか「いいかげんにしろといいたい」と憤懣やるかたない様子が伺われました。
特に取材物や「プライムニュース」や「テレビタックル」などのリアルタイムの討論番組を見ているとすべてがまったなしなのがよくわかります。福島の子どもたちの放射線汚染はひと事ではないお母さんたちも多いと思います。すべて原発が悪いというわけでなく、その後の対応が人災とも言われていますね。
なぜスピーディに進まないのか、菅政権だからそうなったのか?私には裏のことは良くわかりませんが、被災者優先であったらもう少し早く対応できたのではないかと思ってしまいます。
それと反対に?現地での人々の協力、きずなのチカラなどの取材を見ていると(そう編集されて入ると思うが)人々の底チカラに感動します。
ある局では被災地(多分岩手県)で無償で食事提供しているシェフを取材していました。フレンチなどのお店を持つ何人かのシェフが避難所にある食材をその場で料理して出すというボランティアをしているそうです。
さすがにプロだと感心しました。また避難所ではボランティアの方たちも食物を使いこなすというのは大変なんだというのを実感。例えば寄付の長いもが余ってしまうとか缶詰も味がついていないとどうするか分からないとか言っていました。
えっ、長いもはどうしたかって?なんと小口切りにしてオリーブオイルで炒めてサバ缶をばっと混ぜてました。
そういう発想は中々できません…ああいう場所での限りある食材をパッと調理する…家庭の主婦もそのくらいの裁量があるといいですね。(私はないんで)
自分の店は震災以来休業しているとか…頭が下がります。早くみなさんが落ち着き、お店も一日も早く営業されるとようにと祈らずにはいられないです。