江戸東京博物館@両国
2011年 09月 09日
…子どを育てていた頃は自分の予定がなくても毎日が時間に追われて過ぎていきました。すべてが学校のあるとき、ないとき、休みのときなどに追随して自分も計画をたてていたように思います(3人いたので毎日それぞれあった)
今は仕事をしていないし、母と一緒で少し自由はそがれますが楽なもんです。でもそれも結構つらい。他に気持ちを入れることができない。常に自分と向き合い、時々の予定(各レッスンや娘のところに行ったり、ちょっと旅行したり)をこなすのをその時その時の目標にして過ごしています。
今のところ、娘のお産の手伝いが終わったら少しアルバイトでもできたらと思います。
震災から6ヶ月たったというのにまだまだ東北は大変です。それでも私がちょっとだけ義援金を送ったネコの島(田代島)のプロジェクトが満額(一億)になったそうです。少しでも集まると大きな金額になりますね。これからまたいろいろなところに小額づつですが支援していきたいです。
でも夏も終わり今度は冬となり寒さが来ます。あれ以来日本は連日どこかがおかしくなり揺れていますが、こういうときこそ自分の心をしっかり持っていなければ、毎日大事に生きなくちゃと思います。
本日は母がディ・サービスで朝からいなかったので洗濯、布団干しをして両国までいきました。江戸東京博物館という所に行ったのです。両国は初めてみたいでした(小さいときに来たかな?)
駅を降りていきなり国技館があったのでびっくり。その隣にでっかい建物の博物館がありました。
ここは主に江戸時代の建物、暮らし、文化、幕末から東京に変遷する時代を本物の展示物を交え、ミニチュア、模造家屋で現しています。
私は建物、主に外国の様式が入ったものが好きですが、江戸時代の庶民のすごさ、武士の生き方などにも興味があります。今と違い、武士は武士の生き方、庶民は庶民の生き方があり、わかりやすい。ある意味せつな的ではあるけれど、「いま」に生きているような気がします。
そのなかで江戸の大火や関東大震災、第二次世界大戦などの被害の絵地図や写真をみていて、火事や自然の災害に襲われつつも日本はここまで来たんだなあという感慨を感じました。
江戸からたった100年あまり、大きな歴史の中ではたいした時間ではないかもしれないな。
でも幕末から明治への変換期に人々はするりと順応したのだろうか?
歴史のことはよくわからないけど、あの決断がなければ今の我々はまだ大江戸花盛りの中か、外国の植民地かっていうことか…
などど頭の中は迷走しつつ、もうひとつの特別展は疲れて(足が)見る気力なくカフェでお茶して帰ってきました。よく考えたら総武線で両国-中野は一本でないの。帰りは座れて楽だったです。
あ、そうだ、スカイツリーが駅から見えましたよー。