イタリア旅行3-フィレンツェ・ウフィッツイ美術館
2012年 03月 02日
今日はローマからフィレンツェまで約300キロ、バスで移動する。朝8時集合なのでそんなに忙しくはなかった。が、今日泊まるのはフィレンツェなので昨夜はスーツケースの整理をしたり、ユーロの残額や買い物の確認をしたりで余り寝ていない。
今回は添乗員さんはクラブツーリズム10年以上のキャリアの頼りになるお嬢さん。もちろんイタリア語も話せます。でもイタリアは観光王国なので観光に来る団体はそれぞれの地で現地のガイドをつけないといけないそうです。
なので2日目のローマのガイドさんは経験豊富な在ローマの日本人女性。この方がなかなかおもろかったです。外国に住むという事は面白いけれど大変ですよ。と何度もいってました。
また最近は日本人以外の東洋人もすごく増えたが日本人は韓国や中国人と違い姿勢が悪いので見て分かると言われてしまいました。
そうねー、今の韓国の若い男子はカッコいいし(もちろん日本男子もおしゃれな人はたくさんきてました←おい、どこ見てるんだって)
ガイドさんは毎日のように来ているのでバチカン美術館は絵画をみてスラスラーーと説明。大体表面的ですが、聞くと聞かないのでは大大違い。とてもよかったです。本物を前にして感激が増しました。しかし、こんな世界遺産だらけのところでガイドするのも覚えるのが大変かもね。
私は初めての経験でしたがレシーバーのようなものが全員に渡されて、ガイドさんが歩きながら説明をするのをイヤホンで聞くのです。これは便利です。美術館にあるようなもので移動式と思ってください。先の方にガイドさんが歩きつつ建物やら絵画を説明するのを聞きつつ移動します。
フィレンツェのガイドさんはマルコさんだったか。男性ですが、中国語が専門で日本語もいけるイタリア人、駄洒落ばっかり言ってましたけど。
さてフィレンツェへのバスですが、途中二回ほどサービスエリアでトイレ休憩しました。私たちは北方面にむかっているので、昨日来からの寒波で道は雪が積もり解けずに凍っておりました。イタリアでもこの方面まで雪がつもるというのはめずらしいそうでs。
途中でオリーブオイルの販売店のようなところにトイレ休憩しましたが、すごく混んでいてトイレに入ると並んでいて、レジも並んでいるという状態。欲のある私はトイレを我慢してオリーブオイル製品を買い、レジに並びましたが。
そうそうフィレンツェに着きまして、お昼にトスカーナ料理を食べました。添乗員さんが説明してくれるのですが、いちいち書きとめもせず、カメラも写さなかったので記憶がとんでいます(悲)
ウフッツイ美術館の真ん中折り返し地点から外の両サイドを見る
こちらはウフィッツィ美術館内よりフィレンツェ最古の橋「ポンテ・ベッキオ」中は貴金属屋さんが並んでいる
私的にはこの「ウフィッツィ美術館」の絵画鑑賞が第一の目標っていえば目標でした。
ルネッサンス期の最高傑作を集めてあり、予備知識があれば一人でゆっくり見たかった場所です。
ボッティチェッリ「ビーナスの誕生」…貝殻の中でほほえむヴィーナスよ。
同「春」はあまりにも美しい。乙女のお腹が膨らんでいるのは次なる命を宿しているから。この絵の解釈を検索してみると中央がビーナス、右隣はフローラでその後の女性は大地のニンフ、クロリス。その後ろから襲い掛かっているのは西風の神ゼフェロス。彼が風を送るとクロリスの口から花が咲いてきて隣のフローラにうつるみたい。左の3人は三美神…と興味はつきません。
またラファエロの「ヒワの聖母」やレオナルド・ビンチの「受胎告知」などは見たかったものがそこにあるという事実に思わず立ちすくんでしまいました。
この受胎告知は日本にきたことがあるみたいですね。これが見たかった。意外と大きかったです。
大天使ガブリエルから受胎を告げられるマリア。乙女にして子を身ごもるのです。いまこんなにして天使がまいおりて「あなたのお腹に神がやどります」なんて言われたらびっくりだよね。半信半疑だけど。でもこの絵は荘厳で感動しました。
次回に続く。。。
見ていただいてありがとう。書いていて励みになります。でもすでにどんどん忘れてきているので一生懸命思い出したり資料を見たり。すると新しい感慨が生まれてきたりします。
mahoさんはヨーロッパはフランスからいろいろ行かれたんでしょう?。若いときこその旅こそ宝物ですね(^^;