初草津温泉(草津ナウリゾートホテル)
2015年 10月 18日
あまりにも有名すぎていまさらと思いましたが「冥途のみやげ」にね。
先日友人とツアーに申し込んだものの急に足の指が激痛になりキャンセルしてそのままだったので、思い切って一人でnetでバス付きのホテル宿泊を申込みました。その友人は今は入院の手続きをしているのです。思いもよらないことが起きるのです。
新宿西口から草津ナウリゾートホテルまで一泊二食付きで27,000円。ご褒美で(^^)エステもしたのでプラス10,000円。ひと部屋に一人なので(ツイン)二人だとそれより安いと思います。でも新宿からホテルの玄関までドアtoドアなので楽でした。
でも欲を言うともっと「湯畑」(中心地)近くだと夜もそぞろ歩けるのですが、そこから5,6分行った山の高台になるのでホテルに入ってしまうとあまりウロウロできないです。
私は一人でぼーっと温泉に入るのが目的で、歩き回ることは予定にしていなかったのですが、翌日「西の河原公園」まで足をのばしました。これが紅葉真っ盛りで素敵でした。神々が天界から遊びに来る所だそうで、温泉の暖かい水が流れる河原をゆっくりと(足が痛い)紅葉を見つつ歩いたことはこれからも度々思い出すだろうというほど気持ちの良いものでした。
一人で行くと結構ほかの方とも話します。友人と一緒だとその人と長く話せてうれしいのですが、一人ですと、ひょんな事からお話できて楽しいものです。御夫婦つれが多いですが、ホテルへのバス待ちでちょっと声かけると「実はこの近くに別荘があるんです。家を改築していていま夫とこちらに住んでます。この湯畑はパーキングがないので車をホテルに停めてこちらにシャトルバスできて見物してます」(あらうらやましい)「そういうプランがあるのですか」「ランチ付きで温泉に入るプランです」「なるほど、近くだといいですね~」
「実は家は東京の荻窪です」「えっ、私は中野ですよ。荻窪のM整形外科に行ってます」「あら、主人も通ってます」「!」という偶然があったりしました。また老姉妹で仲良くいらしていた方もいました。お姉さんは独り者で妹さん(と言っても私より一回り上)と初草津だそうです。妹さんがアレンジしたみたいで旅のホテルの情報交換しました。楽しかったです。
みなさん(私も含めて)一泊といえどいろいろな理由で来ています。それが最後の旅行になるか傷心の旅なのか、心を癒す時間なのか、家族の楽しみなのか...一人でそういう方たちを見ているのも楽しいのです。それとホテルのスタッフがどんな人なのかプロフェッショナルかアルバイトかとか(^^)どんなに小さな旅館でもいわゆるプロの人たちの応対はとても気持ちのいいものです。そういう方に接していると私も明日からまたがんばろうと思うのですね。今回は湯畑で食べたソフトクリームを売っている土産物屋の若いお嬢さんが笑顔で接しているのがとても気持ちよかった。多分彼女の内面が人に接している時にでるのでしょう。
そんなわけで少々充電したのでまた次の機会まで「お片づけ」致しましょう。
湯畑の温泉源泉、硫黄の匂いが鼻につき酔ってしまった
湯畑の川は湯気がたちこめ、すざましい。湯治に来ると治りそうだ。
草津ナウリゾートホテルはきれいなところだが、浴場までの道のりが長く年寄りには進められない。でも食事はすごくおいしかった。
西の河原公園は紅葉がすばらしく空気もきれい。行って見るべきです。
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