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「幸せ」の尺度

年齢を重ねるにしたがってひがみっぽくなってきているのを自覚している。
弟と同居しているとはいえ、彼は孤独の人であり夕食を食べるときにテレビを見て私が何か言うと「うん」とか「そうだ」とかの言葉くらいしか返ってこず私も孤独である。
彼は今でいうADHDだと思う。一通り学校も出て就職をしてそれなりの給料を貰っていて50代で仕事を辞めたというか辞めるように言われた。その間の事情は同居していなかったのでよく分からない。

なので女兄弟がいる人がうらやましい。この年で急に旅行とかショッピングに行くとかの時、「姉と」とか「妹と」という人がうらやましいのだ。
もちろん夫と一緒に行くのもそうだが、私は昔から夫と行くと必ずもめごとが起きたりするので子供と一緒の時以外は出かけなかった。
なんたって、私がウロウロと買い物してあっちこっちしていると「遅いぞ。まだか?先に帰る」という人だったのだ。
その夫が亡くなって一区切りつき、娘が結婚するまではよく一緒に外国や温泉に行き幸せだったが、今は友人と行くにもスケジュールを調整し体の調子も見なければいけない。

まったくの一人で暮らしている人から見ると弟とはいえ、同居してる人がいていいじゃないとも言われる。「そうね、こっちが面倒見てるけどね」と答える。10歳以上離れていて結婚もしていず、世間をしらずに来て母が心配しつつ逝ったのも心が痛む。なので娘に「私が風呂場で倒れても一人で部屋でテレビ見てて様子を見に来る人じゃないから」と言ってある。

幸せを感じるのはその時その時の心の状態で変わる。お天気で体調もよくちょっとお買い物に!だけでも心が弾み幸せいっぱいの時がある。
昔はお金の問題でずいぶん悩み、不自由ない人を羨んだ。でもそれはどうしようもない事であきらめて、自分の立ち位置を確認しつつできることをしていた。

ある日、私から見ると申し分ない人が(家は新築、核家族、旦那素敵)言った。当時私は仕方なく働いていたが「Aさんがうらやましいわ。私なんてなんの特技もないから…」と。聞くと当時私は派遣で入力などの契約で事務職で働いていたが、少しはパソコンができたのでそういう会社にいけたのだ。彼女は近くのパン屋さんでバイトをしていた。私から見ると余ったパンを貰えていいなと下心があってうらやましかった。お互い様である。

今は自分一人の幸せより回りや子どもや孫たちの幸せを願っている。もっと書くことがあるが次回にする。
「幸せ」の尺度_a0105185_17045676.jpg
昨年行った諏訪湖、最近は凍らなくて御神渡りもワカサギ釣りもできないと近所の方が言っていたが、ニュースによると今年の寒さで氷結したらしく「御神渡り」が行われたようである。もう一度行きたいな。

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by sakua3619 | 2018-02-06 14:54 | 日常の日々 | Trackback | Comments(0)

この世に何をしに来たのか考えつつふつうの生活してます


by sakua3619
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