家にいると…
2008年 10月 14日
薬のせいかめまいは全然しませんが、もしかしたら薬を飲まなくても平気かも?とちょっと思ってしまいます。
でもだんだんと洗濯や食事のしたく以外に静かに動くこともしてます。
以前からTシャツをしまって長袖を出そうと思っていたので昨日は座敷に座り、それだけしました。その中から夫の誕生日に贈ったマクレガーの長袖ポロシャツがありました。
何回か袖を通しただけで逝ってしまい、新品同様だったのでとっておいたもの。
思えば夫が亡くなってすぐに彼の衣類のほとんどを処分しました。
同じ家にいたらとっておいたのに、「ここを出るのだ。早く片付けなければ」と言う気持と何かをせずにはいられない気持で。
よく形見分けというのがありますが、私も何回か経験してきてそのほとんどは着なかったです。
なのでよく吟味して、新しくてサイズが合うもの数点、子どもたちには一応聞いてから持って行ってもらいました。
今考えるとお店のファックス、ミノルタやキャノンの良いカメラ、プリンター、デジカメなど機械類を速攻で人にあげたのを思い出します。←これから多分使わないと思って。
夫はおしゃれでもあり、客商売をしていたので背広やネクタイ、シャツはたくさん持っていて処分するのにいちいち「ごめんね、とって置けなくて」と言いつつ紐で縛っていきました。
今思うとあの時捨ててよかった。
ポロシャツ一枚でいろいろな事を思い出すくらいなんでたくさんあったらかなり辛いなぁ。
これは私がパジャマの上着として着ましょう(^^)
うちの母も父が亡くなったら、速攻で処分してました。服などは着る人がいたらあげてましたね。そうして実家には何も残らず、ふと私が母に「ねぇ、私お父さんの形見って何もないよ」って。そしたら母も「そうなのよ、皆処分したからないの」と。
何でもいつまでもいろんなものをとっておくとよくないらしいですね。それにしても何もないって。
私に残っているのは古いアルバムの写真くらいでしょうか。父が赤ん坊の私を抱いている写真とか。でもそれでいいのかもしれませんね。
後になると捨てられないのは本当にそうだと思います。当時我家は夫の本がスチールの本棚2個分(物置)、家の中にも本棚があり満載でした。
それでよく夫に「これどうするの?捨てていい?」と聞くと「いやとっとけ」といつもケンカ。なくなった後呆然と蜘蛛の巣だらけになりながら紐で縛っていきました。今あんなエネルギーはないです。
私も生きているときに少しずつ処分を心がけているのですが中々思うようになりませんよね。←特に洋服やバッグ類