本を読んで惑う...でもそうだと思う自分もいて。
2009年 04月 04日
すべての病は原因があり、その人の持つエネルギーが下がってしまうと低い波動と結びつき病が発生する(私流の解釈なのでこの本がそう書いているわけではない)らしい。
興味深いのは”病気になることで本人が何らかの利益ー感情的、心理的、実利的(例えば財政的援助など)を得ている場合、どんな治療をほどこしても、良くならない”例えば直ってしまったらもう、世話してくれなくなるのではと根底で考えていたり、直るのはいいけど手当ての援助金がおりなくなると困るなあとか…
”特定の人格気質や個人的な信念は特定の病気と結びついている”個人的な信念とは育ってきた環境や社会的な理念にしばられていて自分がそうしたくても、出来ないという思い。または無意識にそういうことに縛られている罪悪感など。
説明すると長くなってしまうが、以前読んだ本「すべてがうまくいく”やすらぎの言葉”-ルイーズ・ヘイ」の中にもある部分の病気とその関連性が表になっているのを見たことがある。
足首の痛みの原因…頑固さと罪悪感
新しい考え方(手放し方)…私には人生を楽しむ価値がある。私は人生の喜びを全て受け入れる。
胆石…困難な考え方、非難、プライド
新しい考え方(手放し方)…過去を手放すことは喜びに満ちている。人生はすばらしいものであり、私もすばらしい。
また不妊などについても書いてある。心底に「子どもが怖い。いらない。怒り。人生への絶望」があると。
あともろもろたくさん。
これらを見て私はかならずしもそうではないと思いつつそうなのか?とスルーしたが(^^;
クリステル・ナニはそこをもう一歩踏み込み、その人自身のエネルギーシステムが低下しているなら、向上させるようにしようとあった。(エネルギーシステムとはそれぞれのチャクラにある)
また人により解剖学的な痛みとわけて考えることも大切だと。
誰でも疲れすぎて風邪を引いたり、インフルエンザにかかったりしたことがあるだろう。
寝不足が続いたりストレスがたまったりしてへとへとに疲れると病気に対する抵抗力が下がることは誰でも知っている。エネルギーレベルが低下すると筋肉から免疫系、心にいたるまであらゆる部分が緩慢になりベッドから出るのさえつらくなる…そうだね。
自分自身のエネルギー波動は自分であげることも下げることも出来るのだ…フムフムなるほど。
波動を上げるには
充分な睡眠をとる、好きなスポーツをする、ペットと遊ぶ、健康的でおいしいものを食べる、ダンスをする…
波動を下げるには
テレビをずっと見る、外出しない、ファーストフードを食べる、睡眠時間を削る、深酒やタバコをたくさん吸う
など。私は波動を下げるようなことばかりしているかも。それでいて「○○なようになります」と肯定的な祈りをしていたりする...(笑)
スピリチュアルな本を読んでそれを吸収しているうちにわけが分からなくなるときはすべて一度手放すようにしている。そして最後に残る「わくわくすることをしているか」と自問する。
そのような本に教えられることは多く楽しい、でもその意味を租借せず即行で「私は...だ。」と思ってしまうのも恐い。
ここで関連があるかもしれないお話を一つ。
もう今はお付き合いしていないが、生協で御一緒の少し年上の方がいた。
彼女は大腸に違和感を感じて医者に見てもらったら、中で悪性の潰瘍が蔓延していたという。
入院を余儀なくされたので「もしかしたらもう出られないかも」と思い夫と1週間ほどの温泉旅行に行った。
そこで今までの自分と向き合った。そして帰って来て再検査したら潰瘍はなくなっていた!
「こんなこと信じてもらえないと思うけど、Aさんだから…」と前置きして「実は親が亡くなり家や土地のことでもめていた。財産分与とかね。そこで義理の兄弟が腑に落ちない分割を持ち出したりして悔しくて、こちらもなんだかんだと争っていた」そうです。
そして温泉に行って「こんなことで心を乱して何になるんだろう。命あってのものだ」という想いがすっと降りてきた。そしてすべてを放棄したという。
その後はとてもさっぱりした気持になったというのだ。
私もそうだったが財産の分与って、大きな金額ゆえにホントに大変でいやです。お金の問題だけでなく、今までの親に対する思い、子どもがどれだけ親にしてきたからこれだけの分をもらえるというようなことに発展していくのです。
彼女はもしかしたら最後になるかもしれない夫婦の旅行、温泉の湯に癒されて考えが変わったのかもしれません。スピリチュアルなことに関心があったわけではないからこそストレートに御自分の意思で手放すことが出来たのかも知れません…かえって本で知ったりした予備知識があるとジャマすることもあるかも。
これは信じがたいことですが本当のことです。
心と身体は密接に結びついているんですね。